こんにちは、mahm(まーむ)です。
冬キャンプ界隈のみなさん、薪ストーブの季節がやってきましたね!
心待ちにしていた方も多いのでは?
私は今年2月に薪ストキャンプデビューを果たしました。
まだまだ駆け出しのヒヨッコです。
今回は、私がファースト薪ストーブに選んだギアをご紹介します。
セカンドがあるのかは未定です。
テンマクデザイン ウッドストーブサイドヴューMサイズ

ストーブは耐久性抜群の高品質ステンレス304使用。
炎が見えるガラス窓が左右と正面に付いています。脚はワンタッチ開閉、自動ロック&解除。
空気調整が容易で火力コントロールがしやすくなっています。
使い勝手のよいバタフライ型ステンレス棚付き。料理の保温や焚火ツールの吊るし収納に便利です。
Mサイズはソロからデュオにお勧めのコンパクトサイズ。
移動・保管に便利な収納ケース付き。
テンマクデザインとウィンナーウェルのコラボアイテムです。
サーカスを愛用している方は、こちらの薪ストーブを使用している方が多いのでは。
Lサイズと非常に迷ったのですが、サイズや重量を考えてMサイズにしました。
ファミリーにもMサイズが人気のようです。
購入は、ワイルドなお店の初売りにて。
開封の儀

まずは収納袋。
高校生の部活遠征バッグみたいですが、サイドに収納があったり何気に使い勝手良さそう。

続いて、本体と取扱説明書。
新しいものってワクワクすっぞ。

本体の中には煙突が4本とロストル。
煙突のうち1本は先端になるスパークアレスター。
もう1本はダンパー付煙突。
そして、煙突の中に緩衝材が確認できると思いますが、ここに灰をかき出すリフターが入っています。

そして、煙突が他に2本。
このモデルは煙突が76mmですが、以前は68mmでした。
68mmの時は本体の中に全ての煙突が収納できていたようですが、76mmになってからははみ出してしまうようです。
まぁ、仕方なし。

こちらが入っていたもの全て。
一度火入れをしたらもう見ることのできないピカピカの状態。
大切に使っていこう。
オプション

本体のほかに、三重煙突と煙突ショート、煙突ブラシ、温度計を購入。
三重煙突は、煙突と幕が触れる部分に設置し、幕を保護してくれるもの。
煙突ショートは、薪ストーブを設置した時に、想定している高さに三重煙突が設置できなかった場合の微調整用として購入です。
煙突ブラシは、その名の通り煙突掃除用のブラシです。
温度計は、薪ストーブの温度をモニターし、適正温度を教えてくれるもの。
火入れ
今年2月の雪中キャンプでデビューしてきました。
新幕のバランゲルドームとともに。
こんにちは、mahm(まーむ)です。 1月はキャンプに行く機会がなく、キャンプ初 […]…
セッティング

お座敷スタイルなので、防炎対策は万全に。
一番下からスパッタシート、板、立ち上がりのあるスパッタシートです。

奥でポケモンカードで遊んでいる子供達がちょっとアレですが…
セットするとこんな感じ。
バランゲルドームは、幕の中央に薪ストーブを設置することができます。
別で購入したパイプオーブンのご紹介は、別記事にて。

三重煙突と幕体の位置関係はこんな感じ。
バランゲルドームは、上部のベンチレーションを開いて、煙突を出すことができます。
三重煙突は、上の方は暑いですが下の方はほんのり暖かくなるのが特徴。
この高さに配置するのには、煙突ショートがなかったら難しかったです。
購入しておいてよかった。
ぶっつけ本番だったので、うまくできるか不安だったんですよね。
写真を撮り忘れましたが、煙突の最上部(スパークアレスター)にガイロープを3本固定し、地面まで伸ばしてペグダウンしています。
風が吹いた時でも安定させることができます。
3本均等にテンションをかけるのが地味に難しい。
いざ!

小割りにした薪で、最初の火を。
少しずつ火を大きくしていきます。

いい感じに燃えてきました。
薪ストーブの下には薪を置いて、遮熱と薪の乾燥一石二鳥です。

ちょっと写真が暗いですが、外と比べるとポカポカです。
ビールも捗りますね。

薪ストーブの周りには、HangOutのアーチテーブルをセット。
ステンレスは2台にして、薪投入口を確保しています。
みんなでストーブを囲んで寛ぐことが可能。
このHangOut、2025年8月で取扱終了とのこと。
気になっている方は、早めの購入を!

玉ねぎのてっぺんから伸びる煙突がかわいい。
ずっと憧れていたスタイルです。
煙突から白い煙がモクモク出るイメージでしたが、煙がほとんど出ない状態が理想らしいっす。
煙が出ている状態は、ストーブの温度が適正でなかったり、薪が湿っていることが原因らしいっす。

ほぅら、熾火も美しい。
ただ、吸気口とダンパーの操作は、もう少し勉強する必要がありそう…
油断してると、本体の温度が上がりすぎてしまいます。
修行あるのみ!
撤収作業
薪ストーブは灯油ストーブとは違い、撤収に時間が要します。
チェックアウト2時間30分前には、薪の投入を中止しました。

薪の投入をやめてから1時間経過後、中の灰をかき出します。
まだ少し火が残っていますね。
火消し用に、ZEN Campsのアッシュキャリーを準備しました。
袋なので、火消し壺よりもコンパクトに持ち運びができます。
ただし、燃え盛っている薪は入れない方がいいと思います。

煙突を全て分解しました。
焼き色が付いているのは、薪ストーブに近いところにあった煙突ですかね。
こう見ると、三重煙突の存在感が際立ちます。
1本1本、ブラシで綺麗に掃除します。
一部外れにくい煙突がありましたが、右側のリフターでトントン叩きながらなんとか外しました。
念の為、潤滑スプレーを携帯した方がよさそうですね。

こちらが収納状態です。
本体(中に煙突4本入)を入れて、その上にスパークアレスターとダンパー付の煙突、煙突ショートを乗せてバッグのファスナーを締め、その上に三重煙突です。
収納バッグの上部にはストラップが付いているので、写真のように三重煙突を固定することができます。
サイドのポケットにはスパッタシートや温度計、軍手を入れています。

中はこんな感じ。
ちょうどよく収まっています。
ここがイマイチ!
それはなんと言っても嵩張ること。
そして重い!
Mサイズでこんなに重いんだから、Lサイズは…
あと、灯油ストーブのようにすぐに暖まらないことですかね。
ちょっと時間がかかります。
そして、準備と撤収に時間がかかること。
私は準備と撤収含め、道具いじりが好きなので、それほど苦にはならないです。
まとめ
テンマクデザインの「ウッドストーブサイドヴューMサイズ」をご紹介しました。
こちらの薪ストーブ、決め手はオプションの充実ですね。
とても満足しています。
準備と撤収には時間がかかりますが、幕内で薪いじりができる喜びの方が遥かに大きい。
私にとってはメリットが10だとすると、デメリットは0.3くらいですかね。
そのくらい、満足度の高いギアです。
ただし、使用には十分な備えが必要。
まず、こちらの薪ストーブ含め、テント内で火器を使用することは推奨されていません。
全て自己責任で。
そして、火器を使用する場合は一酸化炭素チェッカーを必ず使用しましょう。
この記事では触れていませんが、私は使用しています。
安全に気をつけて、楽しい冬キャンプを!